ミラ(L500系)からスイフト(ZC31S)へ

車を買い替えました。その際の感想を備忘録として記事にします。



ダイハツ ミラ(グレードTR、5MT、FF、660cc)


免許を取って始めての車です。購入時は11万kmで値段は25万円。かなり走行距離の多い車で、冷却液系のトラブルはありましたが、エンジンはまだまだ元気な車でした。1台目の自分の車なので、相対的な印象は持ちえませんが、主観的に。


この車は、ワゴンRやムーブなどに軽自動車の主力が交代する前の世代の車です。同世代はミニカやアルトなど。各々実用的な車種ですが、それをベースに走りに特化したグレードもありました。ミニカ・ダンガン、アルト・ワークス、そしてミラ・アバンツァート(アバ)。自分の車は、アバからターボを取り除いたグレードです。


全体的には、オンボロだけど、小さくて軽くて、運転が楽しい車でした。車好きが進んだのは、間違いなくこの車のせいです。


印象は色々あります。旧規格の軽自動車なので軽く(多分670kgくらいだったはず)、出だしは意外と早かったです。ただ、続いて速度を上げるにはエンジンの回転を上げる必要がありましたが。軽いとブレーキで減速しやすいと言われますが、特にそれは感じませんでした。


エンジンは8000rpmからレッド。たまに回転数を上げれば、エンジン内の燃えカスも燃えて良いとの噂を聞いたので、時々は低いギアで引っ張ってました。


走行距離11万kmと多かったので、サスペンションはへたってたような気がします。段差でのショックも大きいし、収まるまで時間がかかっていました。コーナリングでも、ちょっとバランスを崩したら吹っ飛んで行きそうな感じだったのですが、逆に安定したまま走れる速度を手探りで探してくのも緊張感があって楽しかったです。


それから車体が小さかったのも印象的です。車線をいっぱいに使って走ることができました。


これはスイスポに乗ってから思ったことですが、荷室が意外と広く、またシートアンダートレイも重宝して、意外と実用性がありました。




スズキ・スイフトスポーツ(5MT、FF、1600cc)


こちらが新しい車(中古ですが)。


スイフトは、スズキのコンパクトカーで、初代は値段の安さを売りにした車でした。外見は軽自動車のkeiに似てました(確か共通した部分もあったはず)。余談ですが、ミラを買うときに検討した車にkeiもあったのですが、年式が新しく値段が高かった記憶があります。特にハイト系ワゴンより低くて安定してそうだけど、セダンよりは背が高く室内が広そうなイメージがありました。特にkeiワークスが魅力的でしたが、それに繋がる車に乗ることになったのが、不思議な感じです。


今回買った車は2世代目のスイフトで、世界中で販売される車として計画され、「走る・曲がる・止る」など車の基本的な動きについて、いろんな媒体で絶賛された印象が強い車です。


さて、ここから乗ってみた感想です。あ、自分の場合はミラを基準とした感想です。


運転して感じたのは、意外と感覚がミラに似ていること、パワーがあることなどです。感覚(たぶんコーナーの)が似ているのは、車体のサイズが近いこと、また5MT、FF、ハッチバックといった諸元が同じためでしょうか。意外なほどの新鮮味は感じませんでした。


それからパワーがあってすぐに速度がでます。ただミラで染み付いた低燃費重視の運転が抜け切れず、「エンジンの美味しいところを選んで走る」という感覚も楽しめるようになるのは今後の課題です。せっかく評判が良い車なので。ちなみに雑誌等のレビューでは必要十分なパワーと評されることが多かったと思いますが、やはり自分の基準がミラになっていること証左でしょう。


シフトが簡単に入るのも印象的です。コーナーの多い山道では、シフトチェンジをするのが楽しいです。


不満点を上げるなら、収納が少ないこと、左斜め後ろの視界が悪いことでしょうか。もし購入を検討されているなら、中古屋で運転席に座ってみることをお勧めします。


かなり大雑把な記事になりましたが、まだまだ乗り始めたばかりなので、これからスイフトの面白さを見つけていきたいと思います!