ニコニコ動に嵌った経緯

ニコ動に嵌った経緯っぽい話が面白かったので、自分の場合を書き留めて見ました。
ほとんど推敲無しですみません。


2005年以前は、AirH"で回線速度も遅く、動画コンテンツにはほとんど手を出さなかった。音楽は、アマチュアランキングサイトでonokenさんやSHACHIを知ってダウンロードしてたくらい。FLASHは、サイト上のインタラクティブなUIメインかなと思ってたくらい。だから、FLASHアニメならまだしも、動画なんて容量重そうだと思ってた。(後々、容量は許容範囲で、動作もブラウザプラグインなのでWMP起動より楽だと感じた)


2006年の後半になって、ぼちぼちyoutubeを見出した。あんまり覚えていないが、ラリーの映像をよく見てたように思う。砂埃を上げながら、荒野を疾走するのがかっこよくて大好きだったのだけど、残念ながら地上のテレビ放送では放送の機会が少なかった。


その後、ようつべという単語を知り、検索をかけるとアニメ本編のまとめサイトを見つけた。機動戦艦ナデシコを見つけ、懐かしさのあまり第一話から見てしまった。
ところが見てしまうと、シリアスな面白さも発見してしまい(昔見たときは、宇宙船やバトルだけと表面的な部分にしか見てなかった)、バカばっかを再発見したりと嵌ってしまった。


余談だけども、動画検索の途中で、感想や批評、論評を載せたサイトも見つけた。本来子供向けコンテンツと思ってたものが、色んな角度から解釈・議論されていて衝撃だった。それが純粋に面白く、動画を見る楽しみも増加した。また、子供向けコンテンツと思ってたものを見る背徳感に似た感情も、色んな大人(ちょっと違うかもしれんが)が解釈・議論している事実が薄めてくれた。


そんなこんなで、その後も昔の懐かしいアニメや、攻殻ハルヒ、ローゼンなどにも手を出してしまって止まらなくなった。そんな中、リンク先が削除されたものもあり、何とか見ようとveohや韓国のサイトにも手を伸ばした。たしか、その中のひとつがニコ動だったと思う。


そんな経緯だったので、MADはほとんどみなかった。素人が作ったツギハギ動画なんて面白くないだろ、という食わず嫌いだった。自作アニメ等も同様だったし、自作実写のネタ動画をたまに見るくらいだった。


その後、らき☆すた電脳コイルに嵌ってしまう。もちろん本編。どっちもテレビ放送なのだが、アパートにはテレビアンテナの配線がなく、室内アンテナも映らなかった。そんなわけで、放映翌日くらいにはニコ動でwktkしながら検索をかけた。


さて、らきすたは当初、ランキングで見つけたんだったか。第一話の印象は、メインはただの日常会話な感じ。小ネタはあるけど、大きく盛り上がる場面もなさそうだった。そうそう、思い出した。らきすたは放送開始の数週間後に話題が目に付いて見始めたんだった。だから、一話はそこまで面白くなく、我慢して二、三話も見続けたんだった。


そうしてたら、あの独特な空気が病みつきになった。学校に行って、仲のいい友達とまったり過ごす。特に大きなイベントもなかったけど、卒業してみるとあれが非常に大切な時間だったと思い知る。それに似た空気を、あのらきすたに感じていた。登場人物にそれぞれ個性があって、ここでぼけるやつもいれば、すかさずつっこんだり。


その後、らきすたが終わると、しばらくして電脳コイルも終了した。メインが消えた後は、らきすたMADに流れていった。(他のアニメを見ようとは、特段思わなかった)
ここで、コメントを始めて意識したかも。本編でも、ネタ箇所につっこみ入れてるのは楽しかったけどね。


これは自分の印象だけど。MADは、本編という確固とした世界を離れて漂流しているように感じる。だから、MAD作者のネタが入ったところで、弾幕なんかあると不安は消し飛んで、勢いづくというか盛り上がる。


ただ、まぁらきすたMADばかりだと、素材が限定されてて、ちょっと飽きてくるわけで。
続く...