衛星画像と高層天気図の重ね合せ表示

気象・災害

はじめに

天気図と衛星画像を重ねて表示できたら、分りやすいだろうということで、スクリプトを作ってみました。


使用したもの

  • 天気図：風・相当温位12・24・36・48時間予想図(FXJP854)
  • 衛星画像：赤外線画像

作成される画像

雲ができてるので、微妙なシアも見やすくなりました。



必要なもの

  • OS：Windows XP（XP以上であれば、多分動くと思いますが未確認）
  • GhostScriptのインストール
  • Image Magickのインストール（スペースありのパス不可かも）
  • Image MagickのPATHを通す
  • 天気図(pdf注意)と、天気図左上と同時刻の衛星画像


※必要であれば、画像取得スクリプトは作成ください
※画像の名称は次のようにしてください

  • 天気図：FXJP854.pdf
  • 衛星画像：IR.png

スクリプト本体

テキストエディタに貼付け、適当な名前（例：FXJP854-IR.bat）で保存し、それをダブルクリックすると重ね合わせた画像（FXJP854-IR.png）が作成されます。

rem 天気図をPDFからpngに変換
convert -density 600 FXJP854.pdf FXJP854.png

rem 天気図から、重ねる部分を切り出し
convert FXJP854.png -crop 2116x2147+308+244 FXJP854-2.png

rem 天気図の透明化、大きさ変更
convert FXJP854-2.png -transparent white -resize 539x566! FXJP854-3.png

rem 衛星画像と天気図の重ね合せ
composite -geometry +149+27 FXJP854-3.png IR.png FXJP854-IR.png

rem 不要ファイルの削除
del FXJP854.png FXJP854-2.png FXJP854-3.png

参考

次のサイトを参考にさせていただきました。

衛星画像と300hPa高層天気図を重ね合わせてみた