HDD増設の下調べと注意点(32bit XP Home)

要点

HDD換装を思い立ったのですが、調べたらいろいろトラップがあったので、防備禄備忘録として整理します。
OS:32bitのWindowsXP home

  • 2TBの壁(1ドライブあたり、最大2TBまでしか使えない)
  • XPで速度低下する機能(Advanced Format)に注意

HDD増設の動機

初期設備の250GBがそろそろ満杯になって来ました。2TBの内臓HDDが6000円を切ったということで、増設を思いつきました。そして、ついでに2台買って、RAID1で障害耐性を高めてみようかと、いろいろ調べてみました。

増設する場所

PC本体内部への増設を目論んでいました。過去形なのは、空きドライブベイがなく断念したため。そのかわり、SATAコネクタを発見したので、SATAの大容量HDDに換装することに。OSもクリーンインストールして、フォルダ構成も整理を目指します。SATAだと早く快適になるはず。

HDDの種類

取り付けられる種類を調べてみました。いろいろとあるんですね。
詳しくて分りやすい参考:ハードディスク(HDD)の性能説明

  • 大きさ
    • 3.5インチ:デスクトップ用は通常これ。今回もこれ。
    • 2.5インチ:ノート用が普通これらしい。
  • 通信規格
    • ATA:過去個人用PCの主流。ケーブルの幅が5cmぐらいと広い。
    • SATA:最近の個人用PCの主流。ATAより転送速度が速い。コネクタついてたので、このHDDを探すことに。
  • 回転数
    • 5400rpm:読み書きが遅いけど、耐久性が高いらしい。
    • 7200rpm:読み書きの速度が速い。騒音、発熱が比較的大きい。

回転数での速度向上より、通信規格の速度向上が大きく寄与しそうなので、SATAで回転数にはこだわらないことにしました。

2TBの壁

XPhomeでは、1つのHDDにつき最大2TBまでしか利用できないらしい。
大容量ハードディスクのRAIDは2TBの壁に注意
調べた限りでは、複数台(2TB+2TB)は大丈夫そう?今回はドライブベイの空きがないため複数台は付けず、関係なし。

XPで性能低下するHDD

Vistaや7でHDDの読み書きを最適化するAdvanced Formatという機能があるそうですが、それを利用できないXPでは速度低下するというHDDがあるとのこと。
日立からも「XP非対応」なHDDが発売、Advanced FormatなHDDが徐々に増える

なので、Advanced FormatじゃないHDDを探すことにしました。


ただ、解除するソフトが公式から出されている事もあるようです。

今後の目論見

ほとんど機能していない内臓カードリーダーを取っ払うと、多分2.5インチの空きドライブベイができるはずなので、データバックアップ用に2.5インチHDDを増設する。本当は、現行の250GBをバックアップ用として利用したい所なのだけれど。